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軽薄コメンテーターのヘタレな発言
TVの情報番組でお笑いタレントTが薄っぺらな知識で小池百合子さんのコロナ対策に対して、「この人は今までやれたことを何もやってない。」と批判しました。
ところが、批判の根拠が誤情報に基づく数値を平気で公共の電波を使って発信したため、混乱を引き起こしたのです。
具体的には、都が制作した動画の費用について大きく間違った金額をTVで得意顔で発言したのです。
このお笑い芸人Tの誤情報のせいで東京都へ理不尽なクレームが殺到したといいます。
それにも関わらず、この男、混乱を招いたことに対して謝罪すらしない。
小池百合子さんへ対する個人的な好き嫌い?からか「批判ありき」で薄っぺらい発言を続けるこのお笑い芸人は、いったい何様なんだろう。
このお笑い芸人Tに限らずTVの情報番組に登場する文化人気取りの芸人や芸能タレントが、数多くいます。
かれらは、本職の芸能という分野では、それぞれ実績を残してきたのかもしれません。
その彼らが、情報番組のコメンテーターとして安易に登場「新型コロナ問題」、「東京五輪」、「菅政権」、「小池都政」、「アメリカ大統領選」etc・・
あらゆる政治問題、経済、社会面などについて、さも知識人、評論家気取りで恥ずかしげもなくしゃべっています。
残念ながら、積み上げられた確かな知識をベースにしてコメントできるタレントなんて、ほんの一握りです。
あとは、お笑い芸人Tを筆頭に、ほぼ全員の芸能タレントが、居酒屋でうっぷんをはらすサラリーマンレベルにしかみえません。
サラリーマンが内輪のグループで世相、政治、経済問題に持論をぶち上げるのは、一向にかまいません。
これを公共の電波を使って薄っぺらな芸人、芸能タレントがやるのは、大間違い。
有名タレントを使った方が視聴率を取れると算段するTV局の浅はかさには、あきれるばかりです。
政治問題、社会問題をここまで、芸人や芸能人をメインにしゃべらせる情報番組は、世界中見渡しても日本以外にあるのでしょうか?
恥ずかしい限りです。
小池百合子さんのクールな強さ
僕は、週刊誌は、ほとんど買わないし、読むこともないのですが、新聞や電車の吊り広告のななめ読みは、よくします。
週刊誌というのは、表現の自由という大義名分を盾に、明らかな人権侵害的記事?誹謗中傷を平気でくりかえします。
それが僕が週刊誌を読まない理由のひとつです。
政治家だろうが芸能人、スポーツマンだろうが、公衆の利益とは、程遠く、単なる興味本位で、ちょっとしたスキャンダルを重箱のすみをほじくるような厭らしさで、追及しまくります。
そんな下世話な3流記事を載せることで、同じく下世話な読者に支持される。
そんなゆがんだ社会構造が根深くはびこっているのです。
読者が悪いのか、それを提供して利益を得る出版社が悪いのか。
どちらなんでしょうかね?
マスコミの使命は、もっと別な次元、社会のダークサイドを暴くとか、政界経済界の巨悪を暴くとか、反社に立ち向かうとか、もっとあるべき役目があるはずです。
なにをセコセコと著名人の揚げ足取りに一生懸命になっているのだろう?
単に発行部数を稼いで売り上げを伸ばしたいだけ?
そこが、マスゴミと言われる根源のような気がします。
と、小市民ながら、僕は、内心吠え続けています。
さて本題の東京都知事の小池百合子さんの場合です。
彼女も例にもれず低級週刊誌のかっこうのエジキになっています。
東京都知事選の時も週刊誌は、小池百合子氏の学歴問題、過去の恋愛問題(大きなお世話)、ファッション等々で、名誉棄損に近いバッシング記事を平然と書いています。
いわゆるネガティブキャンペーンというやつです。
そのうえ、テレビのワイドショーに出てくるエセ文化人たち(元某宮崎県知事、政治評論家、芸人なのに社会評論家気どりする勘違いタレント)も好き勝手なバッシングコメントを発しているのです。
僕は、個人的には、それほど彼女の信奉者ではありませんでした。
でも、週刊誌やらエセ文化人からバッシングされても、冷ややかにスルーする彼女の姿を、大人だなあと感心し始めています。
結局、そんな不条理なバッシングに置かれても選挙では、圧勝でした。
さすがです。
小池百合子さん人たらしエピソード
前段が長くてすみません(+o+)
僕は、小池百合子さんの良い意味で「人たらし」だと思っています。
僕は、彼女の人となりは、正直あまり知りません。
それでも東京都議会の重鎮とか言われる「ドン」との政治抗争(都議会選挙)で一歩もひかず、最後は、勝利した事実は、よく覚えています。
そんな彼女がある政策シンポジウムに参加したときのことです。
同じ参加者のとある有力国会議員が彼女にしつこく政策問題、あるいは、政治とは、あまり関係のない個人的な部分まで含めて批判を繰り返していました。
要するに小池百合子という人気政治家にたいして、あまり好ましく思っていなかったのではと推測するのですが、
とにかく悪意の見え隠れする批判に終始していました。
あることないこと含めて、批判を繰り広げられた小池百合子さんは、面白くなかったであろうと想像はつきます。
ところが、そのシンポジウムが終了したあとの出来事です。
一通りの閉会のあいさつを終えたころ、
小池百合子さんは、その小池バッシングを繰り広げた大物国会議員のもとへ近づき、こう言い放ったのです。
「〇〇先生、今日の先生のお話は、大変勉強になりました。今日のお話を教訓といたします。これからも宜しくお願いします」
別れ際のあいさつを、自然な笑顔で感謝の気持ちを込めて、この大物国会議員先生にしたのです。
この一件以来、この大物国会議員は、小池百合子さんへのバッシングをやめ、純粋に政策の良し悪しで発言するスタイルに変わりました。
さらに付け加えれば、小池百合子さんのシンパ(賛同者)的存在に変わっていったそうです。
まとめ
人間だれしも物事の本質(今回の場合は、政策の良し悪し)から少しはずれて、相手の経歴、容姿とかの印象で好き嫌いを勝手に決めてしまう傾向があります。
自分より地位が低いとか、学歴とか、収入とか、人気があるとか・・・。
そんな前提のもとで相手に対したときには、傲慢なおごりが出てきやすいのです。
そんな勘違いをする人間がたくさん出て来ます。
僕も職場含めてそんな勘違いの傲慢なエライ人をいっぱい見て来ました。
蛇足ですが、最近話題となっている関西方面のバラエティ番組の司会で活躍する女帝と呼ばれるおばさん芸人さんは、その典型です。
小池百合子さんと年齢が近いので、つい比較してしまいます。
偉くなりすぎて周りにイエスマンばかり揃える。
自分の力で組織を大きくしてきたと自信過剰に陥る。
自分の発言が絶対正しいと勘違いしてしまう。
結果、自身の傲慢さにマヒして、気が付かない。
あわれです。
富と名声を得たと勘違いした人間のあわれな末路です。
裸の王様です。
だからこそ小池百合子さんのおごりのない行動や発言が際立つのです。
この人は、この先何を目指すのだろう?
行き着く先には、いったい何があるのだろう?
なかなか本心というか本質が見えてこない気もするし
この人の心の奥の本当の野望は、どこにあるのだろうか?
僕は、わくわくも含めてこの人の今後の動静が楽しみで仕方ありません。
僕の人たらしに学ぶシリーズのリンクは、
職場での「人たらし」に学ぶ。パート1.魅力的で最高のサラリーマンライフ!
職場での「人たらし」に学ぶ。パート2。魅力的で快適なサラリーマンライフを送ろう。
職場での「人たらし」に学ぶ。パート3は、あるスーパーマーケット店長の人たらしの人心掌握術に学ぶ!
職場での「人たらしA」に学ぶ。実践篇パート4。人心掌握の術。
「人たらし」に学ぶ番外実践篇。ある車検センターに人たらしの店長がいた!