人たらしって言葉聞いたことありますか?
女たらしと字ずらが似ていますけど、似て非なるものです。
女たらしの意味は、字のごとく、
上手い言葉をかけて女をだまし、もてあそぶこと、または、男のことです。
人たらしの意味は、
人をたらしこむ、だますという語源もありますが、今では、どちらかというといい意味で使われることが多くなっています。
基本的にどんな人にも分け隔てなく笑顔で接することで、周りの人に好かれている。
男性、女性も関係なく気軽に声をかけることを得意として、人に嫌われることがない。
人の感情の起伏をあらわす言葉「喜怒哀楽」の中で、「怒り」、「哀しみ」の部分をほとんど見せることがないので、周りから信望厚く信頼されている。
それでも、ただイイ人という訳ではなく、ちゃんとした戦略も兼ね備えており、人心掌握で人を動かす能力にも長けている。
かの豊臣秀吉は、人たらしの天才と言われたという史実もあるくらいですからね。
どうですか、人たらしがとても魅力的に見えて来ませんか?
あなたの職場にも、見渡せば1人くらいいると思いますけどね。
僕の職場にも、なんとそれらしき人物が一人いるのです。
今回は、その彼の人たらし術に学びつつ、サラリーマンライフを少しでも充実させる、目指せ「人たらし」的生き方論の提案です。
目次
中堅幹部Kのしたたか人たらし術
わが社の中堅幹部K(以下Kと呼ぶ)は、僕と同年代の同僚であり、良き友人です。
いつも柔和な笑顔で、接してくれて、僕のことを仕事、家族、趣味含めてあらゆる面で気遣ってくれる男です。
でもKの人に対する接し方は、僕だけに限らず、社内の日常対面するほとんどの社員に対して同様に接しているところがすごいのです。
例えば、お昼に社内食堂で昼食をとるとき
Kは、いつも食堂の出入り口の一番近いところに席を陣取ります。
ここは、当然食堂を利用するほとんどの社員が通るのですが、そのすべての社員に何気に声をかけるのです。
特に女性社員には、特に丁寧に声をかけるのです。
「今日は、忙しかったですか?」
「久しぶりですね」
「髪を切りましたか?」
「子供さん元気にしてますか?」
「今日は、遅かったですね」
「今日のAランチは、冷えてイマイチですよ」
とか、とにかく相手の目を見て笑顔たっぷりで必ず声をかけるのです。
これは、男性社員にも同様な声かけもするのですが、やはり女性社員には、効果絶大です。
この効果で、社内どこでも、女性社員からのKのウケは、絶大で、Kを悪くいうものは、一人もいません。
例えば、僕が取引先に外出するとき
「アラ、にしじゅんさん(^-^)、どちらへ行かれるのですか?そうですか、気を付けて行ってらっしゃい」
と声をかけてくれるのです。
これは、日常ありそうで、それほどない風景です。
Kは、さらりといつも声をかけてくれるのです。
例えば、女性社員が大きな荷物の移動に困っているとき
僕にも声をかけて
「にしじゅんさん、、△△さんが困っておられますので、一緒に手伝っていただけませんか?」
と僕まで巻き込んで気遣いを見せるのです。
仕事も出来る、ファッションには、一貫性
しかし、ただ人に気遣うことだけではなく、中堅幹部としての役割もテキパキとこなし、上席役員からのウケもそれなりにいいのです。
それに加えて身なりにも、こだわりをもち、ネクタイ、ベルト、スーツ、Yシャツ、シューズ、時計に至るまで、
全てがブランドで固めているわけではないのですが、ビジネススタイルは、コーディネートされているというのがひと目で分かります。
つまり、ファッションのスタイルが一貫しているのです。
プライベートは、アスリート?
ジムに通い、身体を鍛え、トライアスロンの大会に毎年参加するほどの男です。
同じく毎年市民マラソンにフルコース42.195km部門に参加し続けています。
つまり本物のアスリートでもあります。
もちろん、そういうことをひけらかすことは、しません。
僕も土日の5kmランニングを続けていますので、フルマラソンに誘われますが、ずっと断っています(笑)
Kこそ職場の人たらし
そういうことを、さりげなく垣間見せることで、職場でのKの地位は、気遣いのできる信頼に値する幹部として、絶大な信頼を築いているのです。
僕にとっては、Kこそ我が職場の人たらしなのです。
サラリーマンライフを楽しみ、社内での人脈を築き、敵をけっして作らず、充実した人生を満喫している。
ある意味あこがれの男です。
ただ、K本人には、絶対そんなことは、言いませんけど(笑)
Kから学ぶ人たらしの行動学です。
せっかく、自分の職場にKという人たらしのお手本があるので、その極意技をいくつかを紹介します。
人たらしは、とにかく自分から声をかける
とにかく、自分から積極的に、声をかけます。
話題は、天気でも、ニュースでも、ただのあいさつでも何でもいいのです。
さりげなく、通りすがりに、トイレの洗面台、会議室、廊下でも、駐車場でも、どこでもいいから、声をかけるのです。
「おはようございます。」「こんにちは。」「おつかれさま。」「元気ですか?」「お久しぶりです。」「やあ!」
必ず、相手の目をみて笑顔での声かけが出来れば満点です。
人たらしは、とにかく相手を褒める
相手が男であろうが女であろうが、とにかく相手を褒めます。
よっぽどのダメ男、ダメ女じゃない限り、たいてい褒めポイントは、誰にでもあります。
それを普段からあなたが把握しているかどうかだけです。
人たらしは、会話の中で、頻繁に相手を褒めて、気持ちを高揚させてあげるのです。
褒められる内容が、少々の誇張くらいなら、許されるし、これで気分を害する人なんてまずいません。
但し、極度に誇張して持ち上げて褒めるは、イヤミになります。
そこは、注意してくださいね。
人たらしは、ポジティブ8、ネガティブ2の割合で話す
人たらしは、基本的に悲観的なことは、言いません。
たいてい前向き、ポジティブ、明るい未来の話が得意です。
だから会話の中に加わると、こちらまでそのポジティブさが以心伝心でビシビシ伝わってきます。
当然、気持ちが高揚するし、やる気もアップするし、みんなで頑張ろうぜ!!という流れになりやすいのです。
ただ、根拠のないバカ天然ではないので、イケイケどんどんではなく、それなりのネガティブ情報も提供されます。
それでも基本は、あくまでポジティブ思考です。
これには、一貫性があります。
まとめ
いかがでしたか。
我が職場の人たらしKに学ぶ人たらしの行動学(*^_^*)
逆な面からみると、いかに職場で、無愛想や、ネガティブや、傲慢さ、自己チューの社員がはびこっているというのも、見えてきます。
結果、鬱になり休職したり、退職せざる得ない場合とかも、少なからず出て来ます。
出来る限り自分の職場は、楽しくありたいですよね。
みんながやる気にあふれた職場がイイですよね。
そんな職場に人たらしが出現すると、職場の流れが変わりますよ。
自分自身のサラリーマンライフも楽しく、充実してくるはずです。
あなたも人たらし行動学、少しずつでも始めてみませんか。
僕は、現在進行形!(^^)!。
うまくいったり、まずったり。
でも上手くいかなくても、失うもの何もないですからね。
それなりに楽しんでいます。
でも頑張ります。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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もよろしくです。