僕は、週末の土日は、早朝必ず5kmのランニングをしています。
ランニングといっても、1/3程度は、歩きです。
これをもう2年あまり続けています。
おかげで9㎏の減量にも成功しました。
でも今回は、減量作戦の記事ではなくて、ウオーキングがプラス思考を活性化するというテーマです。
ということで減量成功記事は、別リンク➡週末ランニングおすすめ!
で書いています。
興味のある方は、是非お読みください( ´艸`)。
今回は、そのランニングというかウオーキングが脳を活性化して、プラス思考につながり、マイナス思考を遠ざけるというお話です。
とっても興味深いに話になりそうですので、どうぞ最後まで読んでくださいね。
目次
ウオーキングとプラス思考の関係
ウオーキングとプラス思考の相乗効果を提唱しているのは、僕の尊敬する医学博士「佐藤富雄」先生です。
先生は、自らの著作(いい「口ぐせ」は、いい人生をつくる) 佐藤富雄著(大和出版)のなかで、はっきりとその効果について書いておられます。
以下抜粋
- 不快な感情やマイナス思考を遠ざけ、快を保つために最も効果的でダイレクトな方法、それは、ウオーキングすることです。
- 人類の祖先が直立二足歩行によって、脳を著しく発達させ、進化していったことからも分かる通り、歩くと脳が強烈に刺激されて活性化します。
- 人間は、歩きながら怒ったり、恐れたり、悩み続けたりをできないようになっているのです。
- 歩き始めて15分もすると、不快な感情に代わって、快の感情が沸き起こってきます。
- 歩き続けて20分後、今度は、ドーパミンの分泌が始まります。
- ベータドルフィンとドーパミンが合わさると脳の神経回路が顕著に活性化するので、とにかく気分が高揚し、物事を明るく楽天的に考えることができるようになります。
- 何かを分析し、論理を構築するにも、ウオーキング効果で脳が活性化しているときが一番いいのです。
僕自身の週末ランニングは、2年前に身体を壊したことが理由で始めたものです。
けっしてプラス思考効果なんて期待していませんし、想像さえしていませんでした。
結果的には、佐藤富雄先生の理論を実証するようなことになりました。
といっても、僕がこれを機に富も名誉も手に入れたわけでは全然ないのですけど(笑)
それでもランニングを始める前と後を比べると、僕自身のプラス思考の度合いがより強くなっていったことは、確かです。
ウオーキングがストレス解消になる
僕は、毎週土日の朝、およそ6時半から7時半くらいの時間帯でランニング&ウオーキングをしています。
もちろん減量目的と体力強化が大きな目的として始めました。
2年あまり途切れることもなく続ける中で、おおよその目的は、果たしつつあります。
ところが実際の効果は、それだけでに留まらず、仕事でのストレスも含めて嫌なことをすっ飛ばしてくれる効果ももたらしてくれるのです。
要するに頭の中にはびこる嫌な雑念は、走り始めて15分もすればだいたい頭の片隅でおとなしくなってしまうのです。
これは、ウオーキングで無我の境地に達するとかの崇高な境地ではなく、「走る」、または、「歩き続ける」という快感のほうが雑念というストレスを打ち負かしてくれる。
そう表現したほうが正しいような気がします。
ウオーキングが次のやる気を引き出す
そうやってウオーキング中、雑念というストレスが打ち負かされたあとに頭に思い浮かんでくるもの。
それは、これから先の楽しい未来のことであったり、夢であったり、時として斬新なアイデアやバカげた妄想とかです。
これって僕自身の例えですけど、多かれ少なかれ、大多数の人の脳内に似たような感情が現れるのだそうです。
それでも、けっして後ろ向きな発想ではなく、たいてい前向き、言い換えればやる気を引き出すプラス思考の発想に基づくものです。
だからランニング中、ウオーキング中は、体力的には、キツイ、苦しいの思いは、あったとしても
心の面においては、とても穏やかで開放された気分が継続しているということです。
これは、医学的には、快楽系ホルモンが、ストレス系ホルモンを打ち負かしているといわれる所以らしいです。
ウオーキングは、身体を快にする。そして・・
今朝も1時間弱ほどランニングとウオーキングを、済ませて来ました。
距離にして5.2kmです。
前半が下り坂で後半が上り坂。
必然的に前半ランニング、後半がウオーキングが中心になります。
もう2年を超えました。
なんども言いますけど、週末の土日限定です。
一番いいのは、毎日やることなのですが、そこまでは、出来ていません。
今のところ、仕事を言い訳に休日となる土日限定です。
それでも僕の身体は、以前よりはるかに快調に動くようになっているので、効果は、確実に出ています。
体重、体脂肪、内臓脂肪、BMI含めてすべてが改善しているのがその証しです。
少し、本筋よりそれてしまったので、話を戻します。
今回の記事で一番話したいことは、身体能力の改善ではなくて、心の改善効果です。
ウオーキングが脳をクリエイティブに変えていく
ここが一番の重要ポイントです。
ウオーキングの真っただ中が、アイデアを生み出す最重要タイムということです。
前半引用した佐藤富雄先生の著作「いい口ぐせは、いい人生をつくる」(大和出版)の中にも書いてあります。
ビジネスのアイデアや夢や希望、ロマンについてもウオーキングの最中に湧いて来るというのです。
要するに仕事でもプライベートでも行き詰まった時には、ひとりじっとデスクの前で固まっていたとしても、いいアイデアなんて浮かばない。
それよりもウオーキングすることで脳が活性化して、機能を高めていく。
医学用語でいう「快楽系ホルモンのベータエンドルフィンとドーパミンが合わさった時」が一番のチャンスだというのです。
その時にクリエイティブなアイデアが浮かんで来る。
そう佐藤先生は、説いているのです。
何かを成功させたいとか、うまく物事を進めていきたいという時には、じっと動かない「静」の状態で考えるのではなく
ウオーキングやランニングに代表される穏やかな「動」の状態のほうが、脳が活性化して、プラス思考のアイデアは、湧き出て来るということです。
これって非常に分かりやすい論理ですよね。
そして、図らずもそのウオーキング効果理論を僕自身が実感しているのです。
ランニングを始めた2年前の時点では、そういう効果があるなんて知る由もなかったのですけどね。
それからウオーキングするときの具体的な注意点として次のポイントには、留意しておきましょう。
注意ポイント
・ウオーキングは、一人で行い、歩くことに集中する。
・音楽を聴きながらのウオーキングは、しない。
・ウオーキングは、出来れば1時間は、かけること。
・快適に歩けるウオーキングシューズ、ランニングシューズをはくこと。
・それなりのオシャレなウエアを着用して、気分が上向く形をつくること。
・背筋を伸ばして歩くこと。
まとめ
いかがでしたか、ウオーキングとプラス思考がこんなところで結びつくなんて、なかなか思いつかないですよね。
でも理論的に説明されると、至極当たり前の理屈だなと納得してしまいます。
全然別な目的から始めた僕のランニング、ウオーキングの習慣と佐藤先生の提唱する脳内活性化のウオーキング効果理論。
面白い組み合わせだけど、身体と心を同時に強くしていく相乗効果を考えれば、これは、ある意味最強コンビじゃないでしょうか?
ということで、これからも僕は、ずっと続けていくつもりです。
ホントは、毎日続けることが「最強」と言えるのですけど、今は、まだそこまで到達できないですね。
あんまり無理をせず、出来る範囲でやっていくというのが、僕のポリシーです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。