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超音波加湿器が絶対いい!!
いまだに衰える気配さえない新型コロナウィルス。
それどころかヨーロッパでは、第2波が猛威を振るい始めています。
これは、気温が下がり、湿度が下がり始める冬に向けてウィルスが活性化するのが原因と言われています。
そんなときに有効とされるのが、加湿器です。
それも超音波付き加湿器だと、ベリーグッドなのです。
今回、職場のフロアで使っている超音波加湿器が想像以上に使い勝手よかったので紹介します。
ドルチェSRH066を使用しています。
紹介する前に、加湿器の種類についてあれこれ。
加湿器の種類
ポイント
スチーム(加熱)式
中に仕込まれた電気ヒーターが加熱し、水分が気化してスチーム(水蒸気)となり放出されます。
メリット:
加熱してスチーム(水蒸気)放出されるため、カビや雑菌が繁殖しにくく衛生的です。
デメリット:
電気ヒーターが加熱に使われるため、消費電力が大きく、電気代が高くつきます。
ポイント
気化式
水分を含んだ粗目のフィルター(不織布)にファンで風を送り、気化した水蒸気で加湿します。
メリット:
電気ヒーターを使わないため、やけどの心配がありません。子供さんのいる家庭に適しています。
電気ヒーターを使わないため、電気代が比較的安上がりです。
デメリット:
ファンの音がうるさいと感じる場合があります。
加湿効果が出るまでに少し時間がかかります。
ポイント
超音波式
超音波でミスト(霧)を発生させる方式です。超音波の振動が水に伝わり、その効果で水分を微細な粒子にしてミストが発生します。
メリット:
加熱の必要もなく、すぐに加湿がスタートします。
電気ヒーターを使わないため、電気代が比較的安上がりです。
アロマオイルを入れて楽しむこともできます。
濃度を抑えて殺菌水を使用することもできます。
構造がシンプルなため、製品価格が比較的安価です。
デメリット:
加熱しないことで、タンク内に雑菌、カビが発生しやすくなります。マメな手入れが必要とされます。
ポイント
ハイブリッド式(気化+スチーム)
気化式にヒーターとファンを使って温風を当てて、水分を気化させて放出する方式です。
メリット:
放出される水蒸気の粒子が細かいため、菌が空気中に漂うことがありません。衛生的です。
デメリット:
電気ヒーター使うため、電気代が高くつきます
他の加湿器と較べて、仕組みがやや複雑。製品価格が高めです。
あらためて加湿器のメリット
1.湿度を上げることで、体感温度も上がり暖かく感じる。
2.乾燥しがちな目(ドライアイ)に適度な保湿を維持してくれる。
3.乾燥しがちなお肌に適度な潤いを与えてくれる。
4.湿度を上げることで、のどや鼻の粘膜を潤し、免疫効果を高めてくれます。
注:これは、湿度が低いと、のどや鼻の粘膜が乾燥することで、ウイルスが付着しやすくなるという説に由来しています。
5、加湿器に次亜塩素水を付加することで、インフルエンザウイルス、新型コロナウィルス、ノロウィルスなどの菌を不活性化する効果も期待されています。
毎日お世話になっているのは、ドルチェの超音波加湿器です。
価格も安いことが決めてになって購入しました。
ドルチェのSRH066の製品仕様
メモ
製品名・・・ドルチェSRH066
サイズ・・・18.5㎝×18.5㎝×27.5㎝
タンク容量(水)・・・2.5Ⅼ
連続使用時間・・・約8時間
運転音・・・10~15DB
噴霧方式・・・超音波振動加湿方式
消費電力・・・25w
製造は、MADE IN CHAINA
使ってみての感想
おしゃれな外観です。
給水もラクラク(^^♪
連続運転時間は、8時間というけれど・・・
音も静かです( ´艸`)
手入れは、ラクだけど注意点あり。
次亜塩素酸水を超音波加湿器に入れるとどうなる?
当初は、水道水のみで使用していました。
しかし、最近新型コロナウィルスをはじめインフルエンザウィルス、ノロウィルスなどにも効果があると言われている話題の次亜塩素酸水です。
そもそも次亜塩素酸水って何?
食塩や塩酸を水に溶かして電気分解した水溶液です。
次亜塩素酸水は、国などの公的機関などからも新型コロナウィルス、ノロウィルス、インフルエンザウィルス等の感染予防対策に効果ありとお墨付きをもらっている水溶液です。
その除菌効果は、ウィルス殺菌除菌効果だけではなく、消臭効果にも及びます。靴下臭、ペット臭、生ごみ腐敗臭、オムツ臭を軽減するとも言われています。
食品に対しての食品添加物としても認められ「殺菌料」として野菜や調理器具(まな板、包丁、調理台他)などの殺菌除菌用としても使われています。
ウィルスの殺菌除菌効果が知られるようになってから、数多くの市販品が出回っていますから、その利用用途に合ったものを表示ラベルをよく確認してから購入しましょう。
超音波加湿器への入れ方
加湿器は、今回紹介しているドルチェ製品など、くれぐれも超音波加湿器を使用するようにしましょう。加熱式加湿器などは、熱が加わることで次亜塩素酸水は、その効果が弱くなると言われています。
超音波加湿器は、その超音波による振動でタンク内の水溶液をとても細かいミスト状に分解して空気中に噴霧していきます。そして殺菌除菌効果を維持したまま空間を浮遊し、漂うウィルスを殺菌除菌してくれるというわけです。
加湿器で使用する次亜塩素酸水濃度は、20ppm~50ppmが適正と言われていますので、使用する次亜塩素酸水の製品の表示ラベルで原液濃度を確認してから適切濃度に希釈しましょう。
例えば200ppmの次亜塩素酸水と成分表示がしてある製品を50ppmにするためには、200ccの原液に600ccの水道水を加えて1対3の割合で希釈すれえば出来上がりです。
くれぐれも希釈濃度を間違えないようにしましょう。
また、超音波加湿器に次亜塩素酸水を使うことで、機械本体の内側に発生しやすいカビや水苔(ぬめり)などの発生も抑えてくれるので一石二鳥の効果も期待出来るのです。
実際に噴霧してみた
我がフロアでは、50ppm濃度で使用しています。匂いを嗅いでみましたが、水道水オンリーの時とその臭気は、ほとんど変わりません。
人それぞれの個人的感想もありますから何とも言えません。少なくともうちのフロアのメンバーからは、何の違和感も感じないとのことでした。
注入した1600ccで6~7時間程度は、持ちますので、ほぼ勤務時間をカバーしてくれます。体感的には、分かりずらいですが、我が事務所内の空間のウィルス対策には、多大な効果をもたらしてくれていると信じています。
今のところコロナウィルスもインフルエンザウィルスもノロウィルスも誰一人感染するメンバーは、おりません。
我がフロアでは、クリーンキラーエースという製品を使っています。食品添加物とラベル表示してあります。原液が400ppmでしたので200ccの原液に1400ccの水道水を加えて50ppmの次亜塩素酸水を作りました。製造販売は、NPO法人ワーカーズコープとありました。
注意事項!!!
次亜塩素酸水に名前が近い「次亜塩素酸ナトリウム」というものがあります。これは、ハイターやブリーチなどの漂白剤やプールの殺菌剤などで使われるものですから、間違っても混同しないようにしましょう。よく洗剤の表示ラベルに「混ぜるなキケン」と書いてあるアレです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
加湿器は、超音波方式のほかに気化式、スチーム加熱式、両方備えたハイブリッド式、空気清浄機能付きなど高いものでは数万円もするものまでさまざまです。そんな中、このドルチェ超音波加湿器は、3000円以下で購入できます。非常にお買い得です。
高額な加湿器には、さらにアロマオイルポットが付いていたり、プラズマイオンを発生したり、強力な抗菌加工が施してあったりと、それなりに魅力のある付加価値が付いていたりします。
その効果を否定することはしませんが、実用性を考えると、これで十分です。
さらに後半で説明したように、市販の次亜塩素酸水をうまく適量に希釈して利用すれば高額加湿器にも負けずと劣らずの大変効果的なウィルス対策用加湿器にもなります。
見栄えもオシャレだし、加湿効果も十分、給水もラクラク、手入れもラクラク、コストパフォーマンスは、最高です。
これだけ揃えば文句なしに私のイチオシ品です。