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エレアコにニッケルブロンズ弦を張るとどう変わるの?実際に検証しました
あなたのアコギの弦は、何を使っていますか?
一番多いのは、ブロンズ弦だと思います。普通に楽器屋で買ったばかりのギターには、だいたいブロンズ弦が張ってありますよね。一般的に使われてるし、価格も安いです。その代わりサビやすいから長持ちしない。使い続け過ぎると、ボワッととというか、ぼやっとしたこもった音になります。
そしてフォスファブロンズ弦。ブロンズ弦にリンが少し混ぜて作られた弦です。僕は、この弦のコーティングされたものをこれまで使っていました。価格は、ブロンズ弦より高めです。その代わり長持ちします。
そして今回紹介するニッケルブロンズ弦。まだ、それほど市場に出回っていない弦です。これが、これからアコギの弦の主流派になるのかどうかわからないですけど、今回は、にしじゅんの実際に使ってみた体験レポートです。ニッケルブロンズ弦に張り替えると実際どう変わるの?良かったの?否イマイチだったの?今回は、そこらへんを僕なりに考察しました。
その前に
にしじゅんのギタープロフィール
- 初めてのギターは、中学校の時に家に放置されていたクラシックギター。 親父が中古でどこからか貰ってきたやつです。
- 母親があの古賀メロディーの名曲「影を慕いて」のイントロを自己流で弾いていたの思い出します。
- そのクラシックギターを借りて「禁じられた遊び」をこれまた適当な自己流で弾いていました。
- これが僕のギター遍歴の原点です。
- その後は、高校時代にモーリスのフォークギター、ヤマハのFG200というフォークギター、大学入ってグレコのフルアコースティックギター、ノーブランドのセミアコースティックギター、社会人になってからまたモーリスのフォークギター、フェンダーのテレキャスター、そして今使っているアリアのエレアコのサンドパイパーにたどり着きました。
- やって来た音楽ジャンルも高校時代は、どフォーク、大学時代は、ジャズのビッグバンド、コンボ、社会人になってからは、歌謡曲というか、まあ特にジャンルにこだわらず楽しく弾いています。
最近は、ずっとエリクサーのフォスファブロンズ弦
僕は、普段、エリクサーのライトゲージ(フォスファブロンズ弦)を使っています。表面コーティング系です。
かなり以前は、ギブソンのブロンズ弦のライトゲージを長く使っていましたが、ここ最近は、エリクサーのフォスファブロンズ弦オンリーにしています。
理由は、そもそもメーカー含めていろんなタイプが売られているので、選択するのが面倒くさいということもあり、ネットでの評判が良かったエリクサーのフォスファブロンズ弦(コーティング加工で耐久性に優れているといわれています)一点買いに変わっています。
弦の素材も以前のギブソンのブロンズ弦からフォスファブロンズ弦に替わり、比較的長持ちするようになりました。コーティング系は、その名の通り表面コーティングの恩恵でサビにくいというメリットあります。
弦の表面もさらっとコーティングされているので、あのフレットを押さえる指が移動するときに出るキュッキュッという不快音がしません。
今回初めて、ニッケルブロンズ弦を張りました
正確には、ダダリオの10-47のニッケルブロンズ弦に張り替えました。フォスファブロンズ弦にニッケルメッキを加工した弦です。
非コーティング系の弦になります。
見た目銀色です。ニッケル素材だからでしょうね。フォスファブロンズ弦は、茶色でしたから見た目から全然違います。
品番から見るとウルトラライトに属するかなり柔らかめの弦です。
購入の理由は、楽器屋の弦コーナーでイチオシされていたというのが第一の理由。
第二には、たまには、気分を変えてまったく初めての新しい弦に替えてみよう。替えたら音は、ホントに変わるのか?という単純明解な疑問からでした。
で、実際に張り替えて弾いてみた感想は、・・・。
一番の違いは、ピックではなく指の腹で弦を弾くことが多い僕みたいなタイプでも、くっきりとした音が出るということ。
もっと具体的にいうと、ピックでガシガシかき鳴らさなくても、指の腹でじっくり弾くプレイヤーでもシャッキとしたしっかりした音色が出せるということです。
音色自体は、エリクサーのフォスファブロンズ弦(コーティング系)よりもメリハリあります。深みのあるいい音します。
僕のアコギ(サンドパイパー)がワンランク上の高級ギターに格上げされたような気分になり嬉しくなります。
文章であらわすには、難しいのですが、けっして悪い音でもないし、とても楽しく弾くことが出来るのです。
ただし、気になるのは、これまでのコーティング弦(フォスファ弦)ではないので耐久性がどこまであるのかが未知数です。
他のギター系ブログでは、ニッケルメッキ効果で耐久性があると評価されていますので、期待しています。価格もそれなりに高めですから。
ニッケルブロンズ弦は、まだまだギターの弦としての確固としたポジションを築いていなけど、将来性のある有望株には、違いないと信じています。
ニッケルブロンズ弦のおすすめは、コレ!
フォスファブロンズ弦(コーティング系)のおすすめは、コレ!
アリアのギター紹介記事は、こちら
アリア(ARIA)のサンドパイパーが極上品である理由。エレアコの名器紹介です。
まとめ
結論は、ニッケルブロンズ弦でもいい音色でます。ていうかバッチリ楽しめるギター音になります。
僕は、どちらかというと、ピックよりも指の腹で弾いて弾くタイプです。それでもピックで弾くときに近いシャッキ音が出ます。
意外な感じありましたけど、目先を変えて、弦を違う素材のもに変えるというのも面白いチャレンジでした。
ある意味マンネリからの脱出出来て嬉しかったです。
ただし耐久性については、コーティング弦(フォスファ弦)と比較するとまだ未知数ですけどね。
でもアコギ用弦としての有望株ですから、この体験レポート読んでチャレンジするギタリストが一人でも増えたら嬉しいです。