こんにちは、中年ブロガーのにしじゅんです。
以前の記事で黒酢がメタボ体質を改善するという記事を書きました。
結構な反響がありました。
「黒酢で本当に減量出来るのかよ!」
「黒酢って普通の食酢とたいして変わらないだろ!」
「鹿児島は、黒豚、黒牛、黒さつま(薩摩焼)、黒酢となんでも頭に黒をつければ価値が上がると思っているだろ(笑)」
などいろいろと意見、疑問を頂きました。
ということで、今回は、鹿児島お国自慢、福山黒酢の魅力について明らかにしていきます。
そして黒酢がにしじゅんにとってどういう影響を与えたのか?
10年間黒酢を飲み続けてきて分かったこと。
体感的に効果があったことを改めて報告致します。
目次
黒酢の発祥は、鹿児島県霧島市福山町
黒酢は、いまや全国レベルのブランドになり、大げさに言うと日本を代表する健康食品になりました。
みなさんご存知でしょうか?
黒酢は、そもそも発祥の地が、鹿児島県霧島市福山町なのです。
知る人ぞ知る驚くべきその製法。
黒酢は、なんと露天で壺に入れて造る独特製法で造られているのです。
一般的にお酢は、工場の中で製造されています。
工場の中にタンクを設置して3か月ほど寝かせて商品化するのが,一般的なお酢の製法です。
ところが福山町では、蒸し米と米麹と地下水を入れた陶製の壺を露天に並べてつくるのです。
南国に降りそそぐ太陽光の力を借りて、1年以上かけてじっくり発酵・熟成をさせて作るというのです。
3カ月の短期間で、製品化する食酢と違い、手間も暇もじっくりかけて作り上げていくのが黒酢なのです。
正直、はたから見ていて非常に面倒くさい製法です。
ここまでやる必要あるのかと・・・。
でもこの面倒くささこそが、黒酢の黒酢たる所以だと思っています。
まあ、僕らがいう分には、簡単なのですが・・・。
そこには、醸造職人さんたちの地道で辛抱強く、とても繊細な熟練の技が込められています。
(僕が言うと陳腐にしか聞こえないかもしれませんが、本当にその通りなんです)
この伝統製法は、なんと、福山町では、江戸時代から200年以上も続いています。
福山町の黒酢
福山町は、桜島をバックに構える錦江湾の一番奥部に位置する周りを山に囲まれた町です。
江戸時代に隆盛を誇った港町だったそうです。
この商業の盛んな港町にお米、薩摩焼の壺などが集まり、温暖な気候、シラス台地に湧き出る地下水などの好条件が重なるこの地で、酢造りが始まったとされています。
ここ福山町では、錦江湾と桜島という絶景のロケーションの中で陶製の壺がずらりと並んでいるの光景がいたるところで見られます。
これを地域の人々は、黒酢の壺畑と呼んでいます。
ここに黒酢醸造の老舗と呼ばれる複数の醸造所が壺畑を展開しています。
数にして10万本をはるかに超える壺が並んでいるのでは、推測されます。
この中には、江戸時代から続く古い薩摩焼の壺もいまだに現役の黒酢醸造用として多数活躍しているというから驚きです。
黒酢の仕込みから熟成までの過程
黒酢の仕込みは、春と秋の2シーズン、醸造技師といわれる職人の手によって行われています。
1.最初に米麹、蒸し米、地下水を順番に壺にいれていきます。
2.そのあと醸造職人が振り麹で水面を覆います。
3.この直後は、毎日、壺の中の状態を観察し、発酵の音に耳を研ぎ澄ませ、香りの確認をそれぞれの壺ごとに細かくチェックしていくのです。
4.壺の中には酵母菌、酢酸菌、乳酸菌が存在しており、仕込んでからは1年かけて糖化、アルコール発酵、酢酸発酵の順番で発酵が進んでいきます。
5.そして半年から1年、長いものだと3年をかけて熟成させると、壺の中の酢は、独特な香りと風味、琥珀色に輝く黒酢へと成長していくのです。
ようやく黒酢の誕生
こうやって誕生した黒酢には、一般的な米酢と比べてもアミノ酸、ペプチドなどの栄養成分が豊富に含まれているのです。
僕自身の体験的黒酢効果
僕の黒酢との出会い
僕は、かれこれ10年以上黒酢を愛用しています。
中年と呼ばれる歳になってから、エネルギッシュな体力自慢も後退して、ちょっと無理をするだけで、翌日に疲れが残る体質になっていました。
仕事が終わらず深夜まで残業とか。
夏の暑い日にゴルフをラウンドするとか。
家族で休日に遠出ドライブをするとか。
オンオフに限らず、頭と体力を使いすぎる場面があると、てきめん翌日に疲れが残り、ぐたーっとなる体質になっていました。
これも歳だから仕方ないとあきらめていました。
そんなあるときに、取引先の営業マンから、
「にしじゅんさん、だったら黒酢を飲めばいいですよ!」
と持ち掛けられました。
黒酢!?
なんじゃそれと、半信半疑で聞いていました。
それでも、その営業マンが福山町の黒酢醸造所の社員だったこともあり、だまされたつもりで飲み始めたのがきっかけです。
その人の黒酢のおススメ飲み方は、とにかく冷蔵庫に入っているジュース類、例えば野菜ジュース、オレンジジュース、グレープジュース、炭酸飲料、はては、牛乳まで、なんでもいから希釈して飲んでごらんなさい。
そんなアバウトな感じでのおススメでした。
それ以来単純な僕は、その教えの通りに実践したのでした。
黒酢の飲み方
黒酢の1日の推奨する摂取量は、およそ20~30mlくらいが良いとされています。
黒酢そのものは、酸性食品ですから、そのまま飲んでしまうと、胃への負担が大きすぎてよくありません。
で、先ほど挙げた冷蔵庫のなかのジュースや炭酸水で薄めて飲むのがおすすめです。
だいたい5倍から10倍程度に割って飲むのがいいでしょう。
僕は、1日に朝夕2回飲んでいます。
最初は、その酸味に戸惑うかもしれません。
僕も初めはそうでした。
でも1週間も続けると、全然その酸っぱさが気にならなくなるのです。
それよりも黒酢の長い熟成期間がもたらすまろやかさを味わいたいと、わざと希釈の倍率を下げてしまう傾向が強くなるのです。
最近の僕の好みは、牛乳やヤクルトをブレンドしてのヨーグルト風味を楽しむ飲み方です。
この黒酢とのブレンド風味は、一度やってみると結構はまります。
黒酢がくれた僕への体感効果
減量効果は、マイナス9㎏を達成!
黒酢には、酢酸、必須アミノ酸、ビタミンB郡が豊富に含まれています。
酢酸には、脂肪の蓄積を抑制する効果があるとされています。
アミノ酸には、脂肪の燃焼を促す効果があると言われています。
僕の場合、減量効果ありました。
なんとマイナス9㎏を達成しました。
73㎏から64㎏までの減量に成功しました。
すごい効果です・・・
と言いたいところですが、実は、僕の場合、週末2日間の早朝ランニングも合わせて続けているのです。
つまり、必須アミノ酸を摂ることで、身体の新陳代謝が活発になり、さらにランニングなどの有酸素運動を取り入れることで、より大きな脂肪燃焼効果が得られた結果だと思っています。
これらの相乗効果として9㎏減量効果というのが、ホントのところです。
それでも、別にランニングじゃなくても、ウオーキングでも軽い体操でも組み合わせたら同様の効果が得られるはずです。
疲労回復
元々黒酢を勧められた理由が、疲れやすい体質でした。
こちらも体感的な感想でしかいえないのですが、確実に疲労回復は、早くなりました。
だいたい夕方5時を過ぎると、体力気力とも萎えてくるのが日課でしたけど、
今は、全然そういう感覚がありません。
「なんか夕方からもあと一仕事頑張れるぞー!!」と心の中でつぶやく日も結構増えて来ました(笑)
ということで、僕にとっては、個人的には、黒酢の疲労回復効果は、すごかったと言わざる得ません。
で、その栄養価をいろいろ調べてみました。
黒酢に含まれる成分で、疲労回復に寄与するものは、アミノ酸・アルギニン・グルタミン、クエン酸です。
これらには、免疫力をアップさせる働きが有りとあります。
免疫力がアップすれば疲れが溜まりにくい体質になっていくという訳です。
その他黒酢の効能
アミノ酸・・・血流改善に効果ありといわれています。
グリシン、アスパラギン酸、チロシン、セリン・・・美肌・美容効果が期待出来ます。
メラノイジン・・・抗酸化作用があり、老化防止に効果があるといわれています。
まとめ
黒酢の効用が全ての人に恩恵を与えるわけではありません。
合う合わないは、人それぞれだと思います。
その効能がジャストにフィットする人もいれば、私には無理でしたという人も当然います。
そういう意味では、僕もナットウ、ウコン、ゴボウ茶、黒ゴマ、その他各種サプリ類といろいろ試してきた一人です。
でもそのほとんどが、僕には合いませんでした。
合う人には、合うけど、合わない人には、合わない。
当たり前の結論ですよね。
だから黒酢も万人に向けて効果ありというつもりは、ありません。
でも黒酢を愛用したからといって、マイナスになることは、まずあり得ません。
それでも僕が体感した減量効果(但し、ランニングとの相乗効果ですけど)は、事実です。
そして疲労回復効果も僕にとっては、ありました。
適量を継続することで、その効果を今も体感できています。
ということで、僕は、これからも黒酢をずっと楽しみながら飲み続けていくつもりです。
この記事を読んで、黒酢を飲んでみようかなと思うあなた、もしかしたら、あなたにとっても、黒酢はジャストにフィットするかもしれません。
一度チャレンジする価値は、あると思いますよ。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
【黒酢】を飲めば、あなたの疲労回復、ダイエット効果、老化予防に本当に効くのか?福山黒酢(鹿児島)を10年間欠かさず飲み続けてきて分かったこと。