こんにちは、中年ブロガーのにしじゅんです。
今回のテーマは、「お金が貯まらない人の玄関先でよくみかけるもの! 一億円貯まる人の玄関先には、絶対に置かないものがある!?」
これは、PREJIDENT Onlineの記事として掲載されたファイナンシャルプランナー(以下FP)の藤川太さんの言葉です。
藤川さんが家計診断した2万人以上の膨大なユーザデータから導きだした結論に大いなる共感をした次第です。
その藤川理論を前提に、僕自身が30年間暮らす新興(中興?)団地の3000世帯の家々を眺めた時に、あまりにも「まさに藤川理論のとおりだ!」と実感したのです。
ということで、そのことを提言としてまとめました。
みなさんも是非我が家の、自分の生活習慣を振り返り、「なるほど当たっている」と思われたり、「当てはまらないよ」など、あれこれと思いを巡らせてみると面白いですよ。
目次
玄関先に置かれたプランター
1億円貯まる人には家計管理がしっかりできている人が多いのですが、それは家を見ただけでも、ある程度わかります。
家計診断でご自宅を訪問する機会がありますが、家計管理ができてお金を貯めている家庭は、家の中がとてもキレイです。
モノが少なくてきれいに片付いています。
おそらく、本当に必要なものしか置いていないのでしょう。
一方、お金が貯まらない家庭は、例えば靴箱の上にごちゃごちゃと小物が置かれています。
玄関先も同じです。
プランターなどが無造作に置かれていたりします。
玄関先を飾りたい気持ちはわかりますが、大抵は長続きしません。
世話がされないままの植物が放置されていることが多いのです。
そうした家庭を訪問して、いざ家計簿をチェックすると「貯まらないはずだ」と合点がいくことが少なくありません。
1億円貯められるようなご家庭は、家の中同様、玄関先もすっきり整理され、プランターを見かけることはほぼありません。
PREJIDENT Online2021/02/15、藤川太氏の記事より引用
実は、あなたの生活習慣がお金の貯まる家、貯まらない家を決めていた!
上記の引用は、「玄関前のプランター」に焦点を当てて、その家の懐具合の良し悪しを表わしています。
普通は、お金の貯まる家なのか、貯まらない家なのかは、「その家の主の稼ぎ次第」と考えますよね。
でも少し斜めの視点から見てみると、それほど高い収入を得ていないと思われる家なのに、なぜか裕福に見える家があります。
庭を眺めると植栽がキレイに手入れ剪定されおり、芝生も短く刈り揃えられています。
家の入り口は、特に豪華でもなくシンプルで落ち着いた門構え。
むだなもの、余計なものが置かれていない玄関周り。
そして家の中も基本的に整理整頓されている。
ムダな家具、調度品、アクセサリー、置物類が極めてすくない。
別にチリひとつないほど掃除が徹底されているわけでもないのですが、ごちゃごちゃ感とか、雑然さとかは、無縁のすっきりとした室内。
冷蔵庫内を見ても、冷蔵品は、それほど詰まっていない、だけど長期保存のきく冷凍品は、ぎっしり詰まっている。
けっして高級外車を保有しているわけではないけど、国産の中クラス以上がおいてある。
そんなイメージの家を時々見かけることがあります。
そんな家が実は、それほど高い収入を得ていないにもかかわらず「無駄なものが見当たらないシンプルだけど裕福に見える家」なのです。
裕福に見えるだけでなく実際にある程度の裕福レベルに達していることも多いのです。
もしかしたら1億円貯蓄をすでに達成しているか、もうすぐ達成まじかか、どちらかの確率が高い。
FP藤川太さんだから見える資産1億円達成分岐点
家の中がきちんと片付いている家庭は、時間はかかりますが資産1億円を達成できる可能性が十分にあります。
家の中がすっきり片付いているのは、そもそも無駄なものをつい買ってしまう習慣がないからでしょう。
必要なものを吟味して買っているので、衝動買いもありません。
UFOキャッチャーのマスコットマニア?
対照的にUFOキャッチャーでゲットしたマスコットが所狭しとあふれている家も見かけます。
あるいは、車のダッシュボード上にゲットしたマスコットをこれ見よがしに並べてご満悦気分でいる人もいます。
ゲームセンターでいったいどれだけ散財し、それらを獲得しているんだろうって思ってしまいます。
人それぞれの価値観ですから否定はしませんが、少なくともお金の貯まるライフスタイルとは、無縁の人たちです。
こんな人が主または、パートナーとして生活している家では、お金が貯まることはありません。
したがって裕福になれる可能性は、限りなく小さい。
お金の貯まる家計管理の秘訣は、”捨てる技術”です
欲しいものは、たくさんあります。マイホーム、車、子供の教育・・・。すべてを満たすには、莫大なお金が要ります。何を選んで何を捨てるかが大事です。
お金を貯めている人と話をすると「我が家は、子供の教育にお金をかけている」などと、使い道がとても明確です。
ポイントカードがサッと出せない残念な財布。
家計管理の状況は、財布を見てもわかります。
家計相談がおわり相談料をいただく際に、相談者の財布をみて、お金が貯まらない理由を改めて理解することも少なくありません。
財布には、持ち主がお金に対してどのような意識を持っているかがあらわれます。
PREJIDENT Online2021/02/15、藤川太氏の記事より引用
あなたの財布のなかを確認して・・・
買い物のレシートを札と一緒に無造作に入れている人。
同じくレシートを小銭入れにクシャっと入れ込んでいる人。
お札の向きを揃えずバラバラにしまい込んでいる人。
こんな財布の管理をしている人は、日頃からお金を丁寧に扱っていない人です。
これこそが、金銭管理をルーズにしている証です。
当然お金に好かれることもなく、出て行くばかりで、貯まる可能性も限りなく低くなるのです。
お金が1億円貯まる家にするための8つの条件
お金持ちになる絶対条件ではありません。
しかし、この8つの条件を意識して取り組めば1億円が貯められる可能性は、限りなく高くなります。
1.玄関にプランターを置かない。
正確にいうと、安易に玄関周りにプランターなどの植物系を飾らないということ。
もし、趣味として、生きがいとして信念を持って継続するんだという人以外は、手を出すのをやめましょう。
時間の経過とともに管理がおざなりになることが目に見えています。
2.玄関の靴箱周りににも細かいアクセサリー類で飾らない。
もし玄関を見栄えよく飾りたいなら、少ない数の置物でおしゃれ感、上品さをシンプルに演出する。
3.家の中、リビング、和室もアクセサリー類で飾らない。
2と同様です。不必要なもの、すなわちムダなものを置かないようにする。
必要最小限に絞って管理を容易にすること。
4.車をぬいぐるみで飾り立てない。
ダッシュボード周りをゲームセンターなどでゲットしたマスコットなどをゴテゴテトと飾らない。
飾るならアイテム絞って1~2点にする。
5.冷蔵庫のなかを整理整頓する。
冷蔵庫の中は、ものを詰め込み過ぎない。せいぜい半分程度のキャパ使用に抑えましょう。
詰め込み過ぎは、必ずロスが出る。
但し、冷凍庫については、長期保存がきくものであれば、100%近いキャパは、逆に推奨します。
6.物置(倉庫)の中を整理整頓する。
5年以上使用実績のないものは、いさぎよく捨てましょう。
7.財布の中は、シンプルにする。
お札の向きを揃え、カード類もポイントカードも最小限枚数のみ、レシート類も早々に始末する習慣をつける。
8.洗面所、お風呂、寝室は、清潔にする。
この3つの生活空間は、言うまでもなく人間としての安らぎ、いやしの根源のスペースです。
ここが放置され、雑然として、清潔さもない家では、身体がリフレッシュすることもなく、心が癒されることもありません。
以上の8項目です。いかがですか?
お気づきかもしれませんが、
すべてに共通するのは、シンプルイズベストです。
あらゆる生活シーンにおいて無駄なものを極力取り込まないことです。
それでも無駄なものが発生したら捨てる勇気をもつこと。
そのことを励行するなかで、家の周りも家の中もムダなもの整理されるのです。
そうすればあなた自身のムダな買い物が減るのです。
ムダな行動も減るのです。
考え方そのものも「シンプルイズベスト」に変わっていきます。
ほんとうに必要なものだけを手に入れる習慣が徐々に身について来ます。
この生活スタイルを黙々と地道に毎日励行し続けていくのです。
そうすれば必ず、必ず1億円貯蓄達成へのオートマチックなベルトコンベアーに乗ることが約束されます。
そうはいっても・・・
「人生には、ムダも必要だろ!」という声も聞こえてきそうですが、それはそれです。
まあ、どんなに頑張ったとしても、現実問題としてそこそこのムリ・ムダ・ムラは発生します。
今回の8つの条件は、あくまで生活の行動スタンスです。心構えみたいなもんです。
別に修行僧のように一切の欲をすて、「シンプル道を極めよ」とかの高尚な心構えではありませんからね。
1億円を貯めようと決意したときに、必ずしも高い収入を得ることだけが、手段ではないですよということ。
生活スタイルを「シンプルイズベスト」変えることで、劇的にお金は、貯まっていきますよ。
そういうことです。
やるやらないは、あなたの自由ですから。
ということで今回の提言は、ここまで。
最後まで読んでいただき有難うございました。
・・で、僕が1億円の貯蓄を達成しているかどうかって?
それは、またいつかの機会に報告いたします(笑)。