突然ですが、あなたは、イケメンですか?
女性の場合なら美人さんですか?
唐突な質問でごめんなさい。
答えがイエスかノーのどちらにしても
この見た目の良し悪しって、若いうちなら、本人の努力っていうより、遺伝的な要素が大きくものを言いますよね。
あなたのご両親がそこそこ美形なら、それなりのイケメンや美人さんの要素を備えて、生まれてくるだろうし、
逆に美形とは、あまり縁のない親御さんであれば、まあそれなりの容姿を備えて生まれて来ます。
でもこのイケメン効果も美人さん効果も早けりゃ30代前半、遅けりゃ40代くらい前半までには、だいたい無くなってしまいます。
歳重ねて行くごとに、ほとんどの場合、その人のそれまでの生きざまの積み重ねの方が顔に刻まれてきます。
昔は、イケメンだったのにねェー(+_+)
昔は、美人さんだったのにねェー(+_+)
・・という陰口は、ちまたでよく聞かれる会話です。
今回のテーマは、歳を重ねてからでも、愛される素敵な顔になれる方法についてのお話です。
昔、美形でもイケメンでなくても、歳重ねてから「いい男」「いい女」になるための秘訣を伝授します。
今回の記事は、僕の尊敬する「いい口ぐせは、いい人生をつくる」(大和出版)の著者で有名な佐藤富雄先生の教えをベースにしています。
そこから見えてくるもの、学ぶべきこと、自分の人生にプラスになることをまとめてみました。
目次
歳を重ねると顔が全てを物語る
この記事を読んでくれているあなたが、どの年代の人かは、知る由もないですけど、
イケメンとか美人さんとかでチヤホヤされる年代というのは、前述したとおり、大半が早くて30代で終わってしまいます。
つまり10人のイケメン、美人さんがいたとしても、30代後半、遅ければ40代前半くらいまでには、ほとんどの人が普通のオジサンとただのオバサンに成り下がってしまいます。
そこまで年齢重ねてもイケメン、美人さんであり続けるのは、ごく僅かの選べし人たちだけです。
芸能人でいえば木村拓哉、阿部寛、谷原章介、鈴木杏樹、石田ゆり子、黒木瞳、大塚寧々etc・・・
いっぱいいますけど。
あくまで別世界の分野の人たちですから。
これは、僕の経験上、ていうか周りの人たちを見て来て、なるほどと実感していることですが、
生まれ持った容姿なんて通用するのは、人生の前半のある短い時期だけです。
まあ、それなりに若いうちにその恩恵を享受したんだから、それはそれで良しとしましょう。
問題は、イケメンだろうが並みメンだろうが、若さをウリに出来なくなった40代以降です。
幸か不幸か、40代以降は、確実にあなたのこれまでの生きざまが顔に刻まれていきます。
言い換えれば、大げさな言い方すると「これまでの半生は、顔が全てを物語る!」ということです。
その顔を作ってきた最大の要因が、「言葉」です。
あなた自身が使ってきた生まれてこのかた発し続けて来た「言葉」の積み重ねが、今のあなたの「顔」を作って来たということです。
これには、「他にもいろいろ原因あるだろうが、何言ってんだ・・・( 一一)」と突っ込み、反論もあるとは、思いますけど、それでもやっぱり「言葉」の積み重ねが、大きな要因だと思っています。
生きざまは、顔に現れる
ということで、僕の持論ですが、40歳を過ぎた以降の人相、顔つきは、だいたいにおいて、その人の生きざまが現れて来ると思っています。
その人の苦労してきた歴史や巻き込まれた災難やら、自らの大病の経験とかで形成された顔つき、人相というのも当然あります。
それでも、しつこいですが、もう一つの側面、つまりその人がこれまでの人生のなかでたくさん使ってきた言葉が、実は、顔つき、人相にも、ものすごく大きく影響してきたと僕は、信じています。
つまり、40歳過ぎたら、イケメン、美人勝負よりも、これまでどれだけ素敵な言葉を使って、周りの人たち、そして自分自身に対してもプラス効果を発散し続けてきたのかどうかが「いい顔」になれるなれないのターニングポイントです。
ですから、40歳過ぎたら、たとえこれまでがイケメン、美人さんとチヤホヤされた経歴があったとしても、妬み、嫉妬、陰口、怒り、短気などのマイナスのオーラを周りにも自分に対しても発散し続けてきた人は、「マイナスの顔つき」に変わるということです。
こうなればイケメン、美人なんて単なる過去の栄光でしかありません。
簡単に自己診断できる言葉のポイント
ということで、愛される「いい顔」を持つ人の言葉、愛されない「顔」を持つ人の言葉について探ります。
愛されない「顔」になるマイナス言葉遣いパートⅠ
- 他人の陰口を好む人。
- 批判的な言葉なら湯水のごとく湧き出てくる人。
- 揚げ足とりをする人。
- 他人の成功を妬む人。
- 言葉遣いがキツイ人。
- 言葉遣いが粗い人。
- 他人に厳しい人。
- 他人を褒めない人。
この人たちの特徴は、自発的かつ攻撃的にネガティブな言葉、態度を発散し続けていることです。
あなたに、当てはまる項目ありますか?
愛されないマイナスな「顔」の特徴パートⅠ
- 眉間にしわが寄っている。
- 目じりが吊り上がっている。
- 口角が下がっている。
- 常に怒り顔である。
- 最悪の場合、夜叉顔に近くなる。
- 笑っていても目だけが笑っていない。
眉間のしわは、よく見かけます。性格のキツさの象徴です。
夜叉顔は、女性の怒気がもっとも現れた顔つきです。
愛されない「顔」になる言葉遣いパートⅡ
- 「疲れた疲れた」が口ぐせの人。
- 「自分には、運がない」とつぶやく人。
- 悲観的な言葉で同情をひく人。
- 自分から「やります」と言わない人。
- 「仕方がない」を連発する人。
- 声が小さい人。
- 相手の目を見て話さない人。
- そもそも人と話をしたくない人。
この人たちの特徴は、何事にも消極的。
ネガティブな言葉、態度を発散している。
人生に疲れた人たちの特徴ですかね。
顔つきだけでなく、背中も猫背気味になり、全体に悪相が漂う場合もあります。
愛されない「顔」の特徴パートⅡ
- 口角が下がっている。
- 顔色が悪い。
- 目に力がない。
- いつもうつむき顔である。
- 覇気(元気)がない。
- 無表情が多い。
- 笑顔が少ない。
パートⅠとの一番の違いは、積極的に他者をおとしめることはないけど、何事にも消極的、無気力な姿勢が「顔」に現れています。
愛される素敵な「顔」になる言葉遣い
- 他人を褒める人。
- ありがとうをいつも口にする人。
- 運がイイといつもつぶやいている人。
- 楽しいとか嬉しいとかを常に口に出している人。
- 未来の夢や希望を語るのが好きな人。
- 自分から「ハイ!」と言う人。
- 笑顔で話をする人。
こんな素敵な「顔」の持ち主は、普段から優しさ、誠実、自信、やる気オーラがにじみ出ています。
愛される素敵な「顔」の特徴
- 口角が上がっている。
- 目じりが下がっている。
- 普段の状態で、顔が笑顔に見える。
- 顔色がいい。
- いつも正面を見据えている。
僕も口角の上がった素敵な「顔」を目指していますけど、もう一歩です(#^^#)
口角を上げるコツは、「ウイスキー」と発音することらしいです。
社内あいさつ研修で教わりました(*^-^*)
今からでも間に合う愛される「いい顔」の作り方
40歳過ぎたら、それまでの生きざまが、顔に現れると言いました。
人によっては、残念ながら愛されない「顔」がどっかり定着しています。
それは、あなた自身がこれまでの半生で作って来た結果の「顔」ですから、今更どうすることも出来ません。
自業自得です。
・・と言ってしまうと身も蓋もありませんので。
過去は、どうしようもないですけど、悲観することは、ありません。
今からでも「いい顔」になれるのです。
もうお分かりかも知れませんが、キーポイントは、「言葉」です。
あなたがここまで使ってきたマイナスな「言葉遣い」を少しずつでも、プラス思考に変えていくことで、
あなた自身の「愛されない顔」も素敵な愛される「いい顔」へ変わることができるのです。
ということで、今から「いい顔」変わるためのプラス思考の言葉遣いについて説明します。
こんなことは、分かっているのに今更?とか思わないでください。
実は、頭では、分かっているけど、実際に言葉に出して言っていない人がほとんどです。
最大の効果は、口に出して言うことです。
プラスな言葉を言い続けることで、脳がその気になって、元気になり、そして身体も元気になるのです。
頭の中で思っていただけでは、1/10の効果もありません。
自分に向けるプラス思考の「言葉遣い」
この言葉遣いは、つぶやきでもいいから口に出すことが重要です。
- 私は、運がイイ。必ずいいことがある。
- 今やっていることは、必ずうまくいく。
- 今うまくいかなくても、頑張っていればそのうち解決できる。
- 今日も一日ありがとう。明日は、さらにいいことがある。
この言葉は、いわば自分の脳に聞かせる言葉です。
何度も何度も言い続けることで、脳も、そして連鎖して身体もプラス方向へ変わっていくのです。
周りの人へ向けるプラスな「言葉遣い」
この言葉遣いは、相手にはっきる分かるようにいうことが重要です。
- 毎日のあいさつ(おはようございます。こんにちは。おつかれさまでした。)は、必ず自分から先に声に出して言おう。
- 目上、目下にとらわれず、分け隔てなくあいさつしよう。
- 相手の目を見て話しをし、相手の目を見て話しを聞いてあげよう。
- 相手の話には、まずは、肯定の「そうだね」から入ろう。
- 相手のいいところを見つけて褒めてあげよう。
- もし相手の悪いところを見つけても、良くしてあげる視点でアドバイスしてあげよう。欠点を指摘するだけでは、絶対ダメ。
- ありがとうの感謝の言葉を気持ちを込めていっぱい使おう。
- ありがとうの感謝のタネは、あなたの周りに無限に転がっています。
プラスな言葉をあなたの周りに声を出していきましょう。
あなたにも周りにも笑顔の連鎖反応が起こってきます。
出来るだけ使わないほうがいいマイナスな「言葉遣い」
人間だれしも、その時の状況に応じて、気持ちが下がることもあります。
無理やり気持ちを押し殺すことは、身体によくありません。
だから絶対使うなとは、言いません。
なるべく使わないようにしましょう。
自分に向けて使わないマイナス思考の「言葉遣い」
- 私には、運がない。
- うまくいく気がしない。
- やる気が起こらない。
- 自信がない。
- 今更〇〇しても遅い。
相手に向けて使わないマイナス思考の「言葉遣い」
- むかつく。
- 何をやってもダメだね。
- 失敗するかも。
- やらないほうがいいかも。
- やる気がないだろう。
- 暗いなあ。
- どうせ〇〇〇だろ。
※基本的に相手を否定する言葉、相手に怒りをぶつける言葉、相手の人格を侮辱する言葉、これは、絶対ダメです。
まとめ
いかがでしたか。
言葉が全てとは、言いきれませんが、それでも言葉は、生きる上では、最大のコミニケーションツールです。
あなたの発する言葉が、潜在意識の中で、プラスにもマイナスにも支配されて、人生が動いてゆくのです。
そうであれば、絶対プラス思考が支配する素敵な人生を歩みたいものです。
だから、なるべくプラス思考の言葉を多く口に出して、人生を充実させていった方が、いいに決まってます。
その積み重ねが、いつの間にかに、あなた自身も愛される素敵な「いい顔」に変わっていくのです。
あなたが愛すべき「いい顔」に変われば、相乗効果で、周りに集まる人たちも素敵な「いい顔」に変わっていくのです。
どうですか、外見ありきのイケメン、美人さんよりも、歳を重ねて愛すべき素敵な「いい顔」をもつオジサン、オバサンになれた方が
人生は、ずっと楽しめるはずだし、充実してくるはずです。
僕自身もまだまだ「いい顔」つくりに向けての途上にあります。プラスな言葉遣いも、マイナスな言葉遣いも混在しがちですが、
なんとかプラス思考人間に変わりつつあります。
鏡を見ながら少しずつ、少しずつ実感しつつあります。
その過程自体も楽しんでいます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
なお、関連リンク目線を上げただけで運気が上向く。仕事もプライベートもうまくいく簡単な方法。
こちらも読んでいただければ運気を上げるヒントが見つかります。