ヒト・モノ・ブログのにしじゅんです。
今回は、我が家のセカンドカーに出来た小キズをDIYで直してみました。
車に出来たキズ補修は、状態にもよりますが、素人でも手順を踏んで行えば実は、カンタン!
一見難しそうだけど不器用を自認する僕にも出来ました。その一部始終を報告します。
車に出来た小キズを修理に出すのか、放置するのか、いっそ自分で直すのか・・・どうしようかと悩んでいるあなたへ、今回のレポートぜひ参考にしてもらえたらありがたいです。
こんな方におすすめ
- 愛車についた小さなキズ。自分で補修するか、修理に出すか、そのまま放置するか迷っているひと。
- 愛車塗装修理キットでホントにキズが目立たなくなるか半信半疑のひと。
- DIYにチャレンジしたことないけど、この際やってみようと決意したひと。
目次
⑴ビフォー・・キズの出来た原因
愛車で狭い山道を走行中、強い風にあおられて、いきなり目の前の木の枝がポッキリ!!そのままボンネットにバサッとぶち当たって来ました。
1メートルほどの木の枝でした。幹の太さは、およそ10ミリから15ミリ。
ヤバいと思ったけど避けられず、そのまま停車。
一見して大きなへこみもなく、ラッキーと思ったのも束の間、よく見るとボンネットには、2つの大きなキズが出来ているじゃないですか(´;ω;`)ウゥゥ
下の写真見てもらえば分かると思います。
ボンネット左側に長さ10センチくらいのこすりキズ、ボンネット右側に長さ3センチくらいの少し太いキズ。
どちらもこの時点では「やっちまったなあ( ノД`)シクシク…」というしかなくて、明らかにひと目でわかるキズがついていました。
◎上の写真がボンネット左側に出来た実際の10センチの線キズ(+_+)
◎上の写真がボンネット右側に出来た実際の3センチのキズ(+_+)
⑵キズ直しの安心グッズ
ショックは、ありましたが、じっくりキズの状態を見極めて、これくらいなら自分で直せるぞと早速オートバックスへ直行。
キズ直しグッズは、いろいろ品揃えあったのですが、店員さんのアドバイスも参考に下のホルツのボディ&バンパー用キズ直し安心セットを購入しました。
これがホルツのキズ直し安心キット(^-^)
- セット内容
- キズ直し用コンパウンド15g
- ツヤ出し用コンパウンド25g
- マイクロファイバークロス1枚
- マスキングテープ1個
- 研磨用サンディングブロック1個
- 耐水サンドペーパー#1000 1枚
僕が実際使ったのは、1,2、3だけで済みました。
ちなみに3の「マイクロファイバークロス」って何?と疑問符ついたので調べてみました。
マイクロファイバークロスとは、
その名の通り極細の化学繊維(マイクロファイバー)で織られたお掃除用に特化した布(クロス)のことです。
吸水性に優れており、合わせて細かい汚れやほこりを除去する能力にも優れています。
家具やフローリングそして車のボディなどの汚れ取り、磨きあげに力を発揮します。
車をピッカピカに仕上げるには、最適のグッズですね。
100円ショップなどでも購入できます。
⑶キズ直しのやり方
1.まずは、水洗いをしてボディについた汚れをきれいに落とします。
2.付属のマイクロファイバークロスにキズ直し用コンパウンドを適量(つけ過ぎ注意)つけてキズの部分を磨いてください。
3.キズの部分が目立たなくなったら次は、ツヤ出し用コンパウンドで同じようにマイクロファイバークロスに適量つけて磨き上げていきます。
4.通常のワックス掛けと同様に拭きムラが残らないくらいまで時間かけて丁寧に拭きあげていきます。
5.コンパウンドには、研磨剤が成分として含まれています。
過度に使いすぎると表面の塗装部分まで研磨してしまい本来の色が落ちて薄くなってしまいます。時々作業止めて、状態を確認しながら行うのがポイントです。
⑷キズ直しの見極めポイント
1.コンパウンドで直せるキズかどうかを見極めることが大事です。
2.車の塗装は、もともとの地金に下地塗装→塗装→クリア層の段階に分かれています。
3.この一番上のクリア層がはがれた状態レベルなら今回のコンパウンドでほとんど目立たなくなり、キレイな仕上がりが期待出来ます。
4.キズの写真見てもらえば分かりますが、白っぽくなっている部分がほとんどです。これが黒い地金部分まで見えてくるとコンパウンドだけで仕上げることは、厳しかったでしょう。
5.クリア層がはがれだけかどうかを見極める方法は、キズにさっと水をかけてみてキズが瞬間見えなくなるようならOKと判断しましょう。
6.塗装まではがれたキズ(少し深いキズ)の場合は、さらにサンドペーパー、タッチペイントやクリア剤などを加味した修復が必要になります。
⑸アフター・・キズが消えました
◎なんとボンネット左側のキズは、ほとんど跡が分からないくらいになりました(*^-^*)。
◎つや出しコンパウンドの拭き残りが少し残っているのが残念です。
◎ボンネット右側のキズも同じくほとんどわからないレベルになりました(*^-^*)。
◎ただし、よーく見ると若干のエクボが見て取れます(笑)
⑹まとめ
ポイント
今回のキズ直しは、キズの深さがクリア層にとどまっていてくれたのが幸いでした。これが塗装層まできていたら、サンドペーパー磨き、マスキング、タッチペイント、クリア剤を使用しての作業になります。
作業時間も数時間に及びますし、仕上がりの光沢が足りない場合は、さらにクリア剤の重ね塗りを行い均等に塗装ムラがなくなるまで続ける必要があります。
長時間にわたる根気と丁寧な作業が必要になるところでした。
今回は、ホルツのボディ&バンパー用キズ直し安心セットを使いましたが、液剤タイプのキズ消し用コンパウンドも販売されていますから、キズの状況を見極めながら、どれを使うかを決めていきましょう。
あと今回の唯一の反省点として暑い日差しの下では、やらないほうがいいです。
日陰での作業にしましょう。
ワックスかけと同じで拭き上げ時にムラが出来やすいです。
今回の修理コストは、ざっと1000円でした。
もっとも2種類のコンパウンドもまだまだいっぱい残っていますので、次回のキズ補修時にも当然使えます。
かかった作業時間も1時間。思っていたより短時間で終了しました。
仕上がりは、想像以上にキレイな出来栄えでしたので、まずは、大成功でした。